第3回現象数理若手ミニシンポジウム 報告

「ファイナンスと現象数理学」の
      コーディネートを担当して

 本シンポジウムでは数理ファイナンス、市場のマイクロストラクチャーやエンタープライズ・リスクマネジメントの分野で活躍されている4名の先生方に講演をお願いいたしました。これは私がファイナンスの分野において、現象数理学で必要と考えている手法について紹介していただくために、お願いいたしました。ただしシンポジウムの内容は多岐にわたっておりましたが、共通点も多く、シンポジウムが終了した時には私の意図を参加者の皆さんにお伝えすることができたのではないかと思います。また参加者には当該分野の研究者以外にも多くの実務家が参加し、本シンポジウムを通して、多くの方に当方面において、現象数理学の有用性について情報交換及び発信をすることができたと思います。欲を言えば本シンポジウムがあっという間に過ぎてしまったため、講師の先生方や参加者とより長く議論をしたかった気持ちが残っていますが、これについては今回を機に今後につなげていきたいと思います。もちろんこのシンポジウムを機に、現在研究を進めている金融市場の数理モデルについて、如何に現実と寄り添い、数理モデルとしての利点を活かすべきか更に考えを進め、今後の研究の基礎としたいと考えております。最後に、講演を快くお引き受け頂いた4名の先生方、ミニシンポジウムをあらゆる面からバックアップしてくださった明治大学GCOEプログラム拠点リーダー・三村昌泰教授を始めとする先生方、労を厭わず作業をしてくださったグローバルCOE推進事務室の方々、研究会運営をサポートしてくださったPD、Ph.D.学生の皆さんに心より感謝します。

世話人:吉川満 (明治大学Ph.D.学生)