20世紀が科学とエンジニアリングの時代とするならば、21世紀の主役はビジネスではないかとも言われています。一方、ビジネスやマーケティングなどの社会科学系の分野と数理科学などの分野との交流は年々深まりつつあると思われます。そこで、今回のミニシンポジウムでは、マーケティングと現象数理学のさらなる接近を試みます。さらに、マーケティングでは様々なデータが用いられていますが、代表的なデータであるPOSデータに注目してみました。なぜなら、マーケティング意志決定者にとってマーケティング・アクション(広告・販促など)と販売の関係を把握するとは重要で、POSデータはその課題において中心的な役割を担っているからです。そこで、活発にデータ解析を試みるマーケティング研究者を招いて現象数理学者との交流を通じてさらなる共創、発展を目指します。
文責:日高徹司 (明治大学Ph.D.学生/博報堂)