第8回現象数理若手シンポジウム 主旨
 「航空機の数理
  -流体モデルと数値解析-」

 コンピュータの高性能化に伴い、CFDは数値実験として確立された地位を築いており、現象の理解・解析に必要不可欠な要素となっています。実際、航空機の設計にも用いられていますが、航空機は機体の大きさに対する飛行スピードが速いため、レイノルズ数が大きく、流れは複雑で、その数値計算を実践すること、および得られた数値解から必要なデータを抽出することは容易ではありません。現在、これらの困難に対して様々な工夫がなされています。キーワードとしては、大規模数値計算、領域分割、線形計算、可視化などが挙げられます。ところが、航空機の設計に携わる研究者と(一般の)数値解析の研究者とは交流が少ないのではないかと考えます。そこで、以下を目的として本シンポジウムを開催いたします。

・航空機設計に利用されているCFDの現状と重視される性質を共有する。
・要求に応える高性能・高効率・高信頼性スキームの開発を推進する。

文責:野津裕史(明治大学)