第7回現象数理若手シンポジウム 主旨
 「細胞・腫瘍の数理
  -モデル・解析・シミュレーション-」

 20世紀後半、DNAの発見を大きな契機として生命科学は著しい発展の下今世紀もなお重要な位置を担う一大分野を形成した。こうした一連の流れにおいて、細胞運動や形態形成、腫瘍などの生命現象は分子・細胞レベルでの観察・実験をベースにその多様さ・複雑さの解明が進められてきたが、その一方でその知識・情報の蓄積に付随して現れた数理モデルに基づく定性的・定量的研究が近年活発に進められている。 このような観点に立ち、本シンポジウムでは主に細胞や腫瘍の現象を記述する連続モデルに焦点を絞り、これらのモデルに携わる数理科学や生命科学の若手・中堅の研究者を中心に各分野の研究動向について講演する。さらに本シンポジウムの開催を一つの契機に、 数理・生命の分野を超えた交流を目指したい。

文責:若狭徹(明治大学)